ひとくち説法

『自立』

子供が大きくなって、成長していく姿を見ることは嬉しいことですね。できることが増えていくさまは頼もしいものです。逆に歳を重ねると、出来ないことが増えてきて、不自由を感じて寂しく思ってしまいます。自立は確かにとても大事こと。誰しもがそう思っています。誰にも頼らず、一人で何でもやれるようになるのが自立。逆に、誰かを頼るのは迷惑を掛けること、申し訳ないことのように感じてしまう。

しかし、本当にそれは自立でしょうか。それは自立ではなく、孤立です。
自立とは、自分ができることを知ること。自分ができないことを知ること。
そして、自分ができないことを他人に助けを求めること。

子供は成長する中で、親だけでなく他にも頼れる仲間を得て、道具や乗り物にも助けを求めてできることが増えていきます。頼れる先が増えていくことが成長であり自立です。人はひとりでは生きられません。

作成者:埼玉県日蓮宗青年会