活動報告

七面山登詣修行

布教師会(石黒淳明会長)は、日蓮聖人降誕800年を迎えるにあたり、檀信徒の皆様とともに信行に励むという趣旨のもと、9月10~11日一泊二日で七面山登詣修行を行った。僧侶18人檀信徒13人が参加した。

前日まで千葉県を中心に、甚大な被害をもたらした台風15号が通りすぎてむかえた1日目、埼玉県内各地より早朝6時30分に集合場所である戸田市妙顕寺(齋藤純孝住職)から七面山に向け出発。

七面山の麓に到着後、白糸の滝にて石黒会長と星光照師(円真教会担任)が登詣の安全を願って参加者を代表して滝行を行った。

午前10時40分に登詣を開始した。

石黒会長は「登る速さはそれぞれ違うと思いますが、できる限り全員一丸でまとまって登りたい」と話し、会長と八代大照師(光照寺住職)が太鼓を叩きお題目を唱え、適宜休憩をとり全体の様子を見ながら登った。

36丁目の晴雲坊をすぎたころから雨が降り始め、しだいに雨脚が強くなり和光門に着いたころには土砂降りの雷雨になっていた。

大雨のなか敬槙院に到着し本堂前にて一読した後、内野光智敬槙院別当からご挨拶をいただき、すぐに宿泊先である七面山奥之院に向かい午後5時30分到着。

途中足を痛めしかたなく下山する参加者もいたが約7時間半かけて登った。

到着してすぐに入浴と夕食をすませた後、奥之院本堂で功刀貞行奥之院別当を導師に御開帳と夕勤が行われ、功刀別当から「雨が降るなか聖域のお山にようこそいらっしゃいました」と労いの言葉と参加者には『七面山登詣修行認定書』が渡された。

2日目の早朝5時30分、昨晩までの雨雲が残るなかで、お題目を唱えながらご来光を待っていると徐々に雲海が切れ始めて光が差し、素晴らしいご来光を見ることができ皆一様にご来光を見つめていた。

朝食後、7時30分北参道から下山するため、奥之院裏から下りはじめるが途中に台風の影響と思われる倒木やヤマビルに噛まれるなどあったが、12時30分頃全員が下山でき北参道入口の神通坊で休憩をした後、下部ホテルに移動し登詣修行の慰労を兼ねた昼食となった。

参加者からは「予想以上に大変だったが、お坊さん達に助けられて感激の参拝ができた。またお参りしたい」という感想の言葉も聞かれ、小人数ながらも、全員一丸となって登る充実した登詣修行となった。

作成:埼玉県日蓮宗布教師会